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【遂に!】グーグル一強時代の終わりの始まり、GPT-3が世の中を最適化していく【指数関数的に進化するとは】

皆さん、ChatGPT使ってますか?何それ?というあなた、今すぐグーグルで検索してください、と言ってももうあと数ヶ月、1年、2年もしたらグーグルで検索するよりもChatGPTを利用して調べものをしているかもしれません。検索だけでなく、本の要約、ユーチューブ台本制作、商品宣伝のためのコピーライティング、などが簡単に自分で生成できます。

AI(人工知能)を利用すれば!今までだったらグーグルで検索して調べて自分でどのようにするのか模索していたと思うんです。例えば、盆栽の育て方、初心者、とかのキーワードであなたが趣味として盆栽を始める場合、グーグルで検索して上がってきた検索上位のサイトから調べてウェブサイト巡りをすると思うんです。

今だったらそれがユーチューブ、つまり動画で実際の盆栽を育てる様子だったり、どんな種類の木とか制作物があるとかの動画を探すと思うんです。これがChatGPTだとどうなるのか?初心者が盆栽を始める際に必要なステップを順を追って説明してください、と打ち込むと一瞬にして、その手順が自動で生成されるという仕組み。

全くの初心者、盆栽の知識がないとしても、これらの手順があればなんとなくどこから始めればいいのか掴めるじゃないですか。それがグーグルで検索した場合だと関連したリンクだけが上がってくるんです。これだと自分で情報を取捨選択していく必要があり、中々面倒です。動画だと内容的に当たり外れがあるので、本当の情報に辿り着けるのかどうかも。

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グーグル一強時代の終わりの始まり

ChatGPTを利用するサービスは、「はてな」にあるサービス、人力検索に似ている感じがします。例えば上の例でいうと、盆栽初心者のための必要な手順を教えてください、と質問すると、その道に詳しい人が答えを教えてくれるという感じ。ヤフーQ&Aにも似ていますか。誰か詳しい人が親切に教えてくれるということで人を介してサービスが完了する。

これが全部AIでできるようになるということ。あぁ本当に大転職時代が到来する日がやってくるんだなぁと思います。ホワイトカラーがこうして仕事を失っていくというイメージができましたから。ブルーカラーだったらロボットとかオートメーションが自動で精製していくのは既に私たちは知っています。社会がそのような感じで動いていることを目にしているから。

でもホワイトカラーとなると今まではイメージが湧きにくかったんですけど、ChatGPTのようなサービスで確実に社会が最適化されていくことがイメージできました。一番危機感を抱いているのはまさかのグーグルなんです。検索語をグーグルに入れて、表示されたリンクを辿るという手順を踏まなくても情報が手に入る。

これだとグーグルのビジネスモデルが過去のものになる恐れがあるんです。グーグルは基本、広告ベースのビジネスモデル。皆んなが、全人類がグーグルを利用して調べ物をするから広告出稿する価値があるわけでして、ここの生活様式が変わるとすると、グーグルは存続の危機に立たされるんです。表示されたリンクを一つ一つ辿る必要ないんですから。

By leveraging artificial intelligence, ChatGPT can suggest related queries based on the original question and explain the relevance of those keywords to the user. Additionally, it can provide full sentences as answers with sources, instead of just a list of links.

ChatGPTは、人工知能を活用することで、元の質問に基づいて関連するクエリを提案し、そのキーワードの関連性をユーザーに説明することができます。また、回答はリンクの羅列ではなく、ソース付きの完全な文章で提供することが可能です。

マイクロソフトは巻き返しを狙っている

グーグルが危機感を抱いている間に、なんとか巻き返しを図ろうと試みている会社があります。そうです、かつてのIT覇者、マイクロソフトです。マイクロソフトにも「ビーイング」という検索サイトがあり、この検索機能にChatGPTを付随したサービスを作ろうとしているのです。以下の文章は「DeepL Translator」を利用して翻訳しています。

Microsoft is set to revolutionize their Bing search engine by utilizing ChatGPT, a state-of-the-art artificial intelligence technology from Open AI. The new feature will enable users to receive more accurate answers to their search queries, with the added bonus of suggested keywords and related searches.

マイクロソフトは、オープンAIの最先端人工知能技術「ChatGPT」を活用し、同社のBing検索エンジンに革命を起こそうとしています。この新機能により、ユーザーは検索クエリに対してより正確な回答を得ることができるようになり、さらにキーワードや関連する検索を提案する機能が追加されます。

Microsoft may face several potential challenges when using ChatGPT. Firstly, Microsoft must ensure the accuracy of answers provided by ChatGPT, which may be difficult if the technology is not capable of continuously scraping the web or providing real-time information like a search engine does.

マイクロソフトは、ChatGPTを使用する際、いくつかの潜在的な課題に直面する可能性があります。まず、マイクロソフトはChatGPTが提供する回答の正確性を保証しなければなりませんが、この技術が継続的にウェブをスクレイピングしたり、検索エンジンのようにリアルタイムの情報を提供することができない場合は困難となる可能性があります。

Additionally, Bing must be able to suggest related keywords for users to find relevant answers, as well as explain the relevance of these keywords to the original query. Finally, Microsoft must find a way to make the AI technology accessible for free, as OpenAI plans to eventually charge for ChatGPT and Microsoft may be footing the startup’s cloud bill.

さらに、Bingは、ユーザーが関連する答えを見つけるために、関連するキーワードを提案することができなければならず、また、これらのキーワードと元のクエリの関連性を説明することもできなければなりません。OpenAIは最終的にChatGPTを有料化する予定であり、Microsoftはこのスタートアップのクラウド費用を負担する可能性があるため、MicrosoftはAI技術を無料で利用できるようにする方法を見つけなければなりません。

GPT-3とは何?

GPTはGenerative Pre-trained Transformerの略。イーロン・マスク氏などの投資家が設立した人工知能研究所、OpenAIが2020年に発表したもの。世界最高峰のスーパーコンピューターを使い、45テラバイト以上のテキストで訓練されていて、毎年10倍のペースで増えています。GPT-3は1750億個のパラメターからなるモデル!

出来ることとしての例は詩、哲学的思想、プレスリリース、技術マニュアル、様々な作家の文体模写だったり、歴史上の人物と会話できるチャットボット作成、ユーザーが押さえたギターコードを元に自動作曲するアプリ、描き掛けの絵から全体を完成させるアプリなどがあります。後数年もすればさらに様々なアプリが登場すること、確実でしょう。

会話AIとしても注目されています。子供達の先生、高齢者の雑談相手、企業のカスタマーサービス、救急医療の救援依頼を受け付けるエージェントなど、24時間365日対応が可能でAIは疲れない、眠らない、休憩も必要ないので人間は体力的にも精神的にも勝てません。勿論、課題もあって、創造性、戦略的思考、推理、反事実的思考、感情、意識をどうモデル化するのか。

大きな進展が見られない分野、基本的な理解する出来ていない分野では最適化を出すデーターがそもそもないので全てがAIで、という世界はもうちょっと後になると思います。それでも20年後はGPT-23までバージョンアップしていて、そこの社会でGPTは人類が書いたもの全て読み、制作した映像を全て見て、独自の世界モデルを構築していると予想されます。

人類がAIより優れている資質とは、創造力が武器

将棋の世界の定跡、囲碁の世界の定石、定番の型を覚える、研究するということが昭和までのやり方でした。令和の今はどうなっているのか?AIによる研究が必要なんです。誰もが手にできる情報、インフォーメーションだけでは差をつけることは不可能で、勝負の世界では勝ちようがないというのが現状です。ではどこで差をつけるのか?

得た情報(インフォメーション)の中から知性を発見していくのです。ここでいう知性とはインテリジェンス、異なる環境に適応する能力のことで、勝負という一寸先は闇の中というわからない状況の中、最適な手を自分で創造していくことでしか、勝てない、という状況なんだと思います。では将棋や囲碁の世界で起こっていることを我々の世界に当てはめてみると。

インプットを大量に行い、アウトプットを想像して創造していく。このような姿勢が必要なんじゃないかと。コンテンツエコノミーというのは自分がコンテンツを消費、浪費していく側の人間なのか、それともコンテンツをクリエイトして提供していく側の人間になるのか、ということだと思います。最適化されたインフォメーションはAIがやってくれるのですから。

指数関数的進化するという意味は

2023年、ここから人類は歴史上初めて、AIというものを日常的に取り入れた社会を営み始めます。検索キーワードを考えて、提供されたリンクを辿って情報を探すという行為は過去のものになります。AIは機械学習を繰り返し、毎年バージョンアップを行い、益々便利に、快適に我々の日常生活を豊かにするはずです。指数関数的に進化していきます。

昔話、ある国の王様がある問題に対して困っていました。解決した人物にはなんでも褒美を差し上げると。一人の男が見事、その問題を解決、褒美としてチェスのマス一つにつき、米粒を一つ頂戴したいと。で、次のマス目では前の米粒の倍、次のマス目ではその前のマス目のまた倍の米粒を欲しいと王様に注文しました。王様はよく考えもせず、受領。

一つが二つに、二つが四つに、四つが8粒に、8粒が16粒にと、16粒が32粒に、32粒が64粒に、64粒が128粒に(ここまでがチェス版一列目)、なんだそれ如きの数の米粒で良いのかと。しかし、チェス版の真ん中辺り(32升目)になったときの米粒量はなんと2147483648粒(約21億粒)に激増。40升目(5列目終了)では約5500億粒。

48升目(6列目終了)では約140兆粒。56升目(7列目終了)、64升目(8列目終了)ではもうとんでもない数字になっています。王様の話に戻すと数字のカラクリに気づいた時点で、その男を殺してしまいました。ではこの話をこんピューターのCPUの性能進化に当てはめてみましょう。1950年代、今のコンピューターの元となるトランジスターが開発されます。

米粒でいう一粒、で段々とCPUの演算処理能力は高まっていき、やがてムーアの法則という1年半ごとに半導体の処理速度は倍々になると。チェス版でいう真ん中辺りでは、我々のいう社会ではどの辺りだったのか?2006年前後、iPhoneが登場してきた辺りです。YouTubeが始まり、Facebook、ウィキペディアなどのサービスも出揃ってきます。

ここでチェス版の米粒の話に戻ります。4列目終了(約21億粒)、5列目終了(約5500億粒)、6列目終了(約140兆粒)時点でどのぐらいに増えていったでしょうか。恐ろしいほど倍々ゲームに突入しました。2023年、遂にAIが我々社会で日常的に使われ始めました。指数関数的飛躍が始まります。我々の想像を超える速さで進化するでしょう。

ChatGPTとかわけわからんので知らんぷり、というあなた、スマホ利用してますか?YouTube利用してますか?SNS利用してますか?ChatGPTも利用する日常は恐ろしい勢いであなたの生活様式に溶け込んでくるはずです。インターネットと同じようにもうそれなしで生きていけない、という状況に人類は新たな領域へと足を踏み入れたのです。